嵐の近づく中、チャロはとある街角でシリウスにぶつかります。「キャ~ビックリした!こんなところで何しているの?」「シー!静かに」シリウスは容疑者が隠れている建物を張り込み中でした。「よく聞け。ここは危ないから、戻れ!」
そのとき、雷が鳴って・・・
「キャ~!」
「静かにしろって言ったろう!」
「ゴメン・・・」
その時歩道をあるいていたおばあさんの帽子が風に飛ばされてきました。「あら~~どうしましょう」
チャロは拾ってあげようよと提案しますが、シリウスは「張り込み中なので今はダメだ!動けない!」と言います。
そこでチャロは自分の体よりも大きい帽子を一所懸命おばあさんのもとへ運ぶのですが、体の小さいチャロのことです。
まるで帽子が歩いているように、おばあさんの元へ届けます。
「まぁ!帽子を拾ってくださったのね!本当にありがとう~」チャロは、おばあさんの姿が街角で見えなくなるまでじっと見送っていました。
そのとき!シリウスは、キャサリンとビルに飛び込むのでした・・・「バーン!」
翌日、ローザの店では新聞でシリウスの活躍を知ります。「殺人事件に一役買って、また表彰間違いなしね」
チャロはドレッドとマルゲリータと話をしています。昨日おばあさんの帽子を拾って届けたことをチャロが話すと、マルゲリータは、「いいことをしたわね」とチャロをほめ、シリウスをイヤな奴と切り捨てます。しかし、ドレッドは少し違いました。
ドレッドと帰る道で、ドレッドは話し始めます。「シリウスは間違っていない。犬にだって誇りはある」と答えます。
「何かに頑張っている自分を誇りに思えばいい」というドレッドに、「そうだよね、ボクにもプライドはあるよ。」。
そして、チャロは無邪気に、ではドレッドの誇りは?と問います。
「昔はあったんだが、どこかに落としちまった。」そんなドレッドの渋い言葉が理解できないチャロ。「ぼくが見つけてきてあげようか?」と言うのでした。チャロを見てドレッドは微笑みます。「チャロ、オレはお前を助けるために何でもしてやるぞ」
