チャロは、サリーの「日本はアメリカの西にある」という言葉が忘れられず、ずっとそのことを考えていました。
ある日、チャロはローザのレストランでマルゲリータを訪ねます。
「チャロ!元気?ドレッドは??」
「うーん、ボクが起きた時にはもうどこかへ行っていたんだ。」
「おかしいわねぇ。どうしたのかしら・・・」
「ねぇねぇ、マルゲリータは日本がアメリカの西にあるって知っていた?」
「もちろんよ、だけど、どうしても日本に帰りたいの??ここにはたくさん友達がいるのに、ここじゃダメなの?」
「もちろん、ここも友達も大好きだよ。それでも、日本に戻りたいんだよ!!」
日本に帰る夢を諦めていないと知り、チャロにアメリカの地図を見せながらあるアドバイスをします。
「ここがニューヨーク。そして、ここはビッグ・シティのシカゴよ」
「本気で西へ旅するつもりなら、まずシカゴへ行ったらどうなの?」
マルゲリータは、シカゴにネコのルイーザという友達がいると告げます。
そのルイーザには、未来を予言する不思議な力があると言い、そのチャイナ・タウンにいるルイーザを訪ねるべきだと言います。
そこへシリウスがやってきました。
「シリウス!シカゴに行ったことある??」
「なぜ、そんな質問を?」
チャロがシカゴへ行こうと話すと、
「ハハハ!まだそんなことを考えているのか?」
と笑い飛ばします。
「失礼!、だが、日本に帰るなんて、あまりにも非現実的さ」
その言葉はナイフのようにチャロの心を切り裂きますが、確かに真実なのです。
それでも、チャロは静かに反論しました。
「ねぇ、もしシリウスがキャサリンと離ればなれになったらどうするの?」
「いや、それは・・・」
シリウスも突然のことに、言葉に詰まります。
「ボクはあきらめない!翔太は僕を信じて愛してくれる家族なんだ。だから、戻らなくちゃ!!」
そして、店を出てドレッドの元へ向います。
「ドレッド!!待っていたんだ。」
「キャンディが明日シカゴに行くんだ。だから、僕も一緒に行こうと思うんだけど、どう思う??」
「なぜシカゴだ?」
「シカゴは、ニューヨークより西だよね?日本へ近くなるんだ!だから・・・」
ドレッドは自らの病気を隠して、
「夢を叶えるんだろ?」とほほえみ、チャロを勇気づけます。
「うん!ありがとう、ドレッド!」
満足したチャロもまた微笑むのでした。
ドレッドの病気とは?
シカゴの出来事も気になりますが、ドレッドも心配です。
