アイクはジョゼフに、
「屋敷からの素晴らしい眺めを見せてやってほしいのだが、お願いできるかね?」
「もちろんですよ。フランク!」
ジョゼフは屋敷で働いているコリー犬のフランクを紹介します。
その後、フランクはチャロとキャンディをシカゴの街が一望できるルーフトップテラスに案内します。
見事な眺めに、チャロはおもわず、「チャイナタウンはどこ?」とフランクにたずねます。
シカゴに来たのは、マルゲリータの友人ルイーザに逢うのが目的だったからです。
「チャイナタウンはとても遠いですよ。それに、チャイナタウンは猫のなわばりなので、犬はいかない方が身のためですよ。」
「そういえば、最近そのトップになったのはルイーザと聞いていますが・・・」
ルイーザ!その名前を聞いたチャロは、どうやったらルイーザに会えるかで頭がいっぱい。
キッチンの近くで、出入りの業者の会話を聞いて「この車、チャイナタウンに行くんだ!」
チャロは、思わず車に飛び乗ってしまいました。
そして車がチャイナタウンに止まりました。
「この近くに彼女がいるんだ!!」チャロの気持ちは高ぶります。
しかし、土地勘のないチャイナタウンで途方にくれるチャロ。
「ルイーザ、どこにいるんだろう・・・」
ふと、怪しい気配に気がつくと、猫の大群に囲まれています。
「ここはアンタのくるところじゃないよ。」
「そうだ!やっちまえ!!」
チャロに襲いかかろうとします。
と!
「こらっ!なんてうるさいやつらだ!」
店の主が出てきて猫たちを追い払ったスキに、辛くも逃げることができました。
「困ったなぁ・・・広すぎてどこをどう探したらいいのかわかんないや・・・」
すると今度は、チャロの前に別の猫が現れるのでした。
「怖がることはないのよ」
それは、息を呑むように美しい黒い毛並みの持ち主で、ミステリアスなオーラを放っています。
『だれ?』
