リトルチャロと英語 第23話「闇夜の出会い」
チャロが訪れた夜のチャイナタウン。
その前に現れた美しくミステリアスな猫はどうやらルイーザのことを知っていそうです。
ルイーザのことをたずねるチャロに、
「あなたは誰なの?なぜそんなにルイーザに逢いたいのかしら?」
「ニューヨークの友達のマルゲリータがルイーザのことを教えてくれたのです。」
「そう、マルゲリータが・・・。ルイーザのことは誰も知らないわ。ただ月のない夜だけ現われることしかわからない、不思議な猫よ」
その美しい猫は、ルイーザのことを知っているようです。しかし、居所は教えてくれません。
「もし見かけたら教えてあげるわ。どこに泊まっているの?」
「スペンサー家です。」
「スペンサー家に?あなたがねぇ・・・?フーン」
じろじろチャロを見ながら、
「ルイーザに逢って何をしたいの?」
「マルゲリータは、ルイーザなら僕が日本に帰る手助けをしてくれるって。」
「日本へ?そう・・・」
チャロは、あきらめて別れを告げようとすると、
「いいことを教えてあげるわ。黄色いトラックに乗りなさい。」
と不思議な手がかりを残して、美しい猫は闇夜に消えました。
「黄色いトラックに?乗ってどうなるんだろう?」
チャロにはどういう意味なのかよくわかりません。
そのあとも、ルイーザについて聞いて回り、あてもなくさまようチャロは、ひとりでスペンサー家から遠くに出かけてきたことに後悔しはじめていました。
そのとき、黄色いトラックが!
「これだっ!」チャロはそのトラックに飛び乗ります。
一方スペンサー家では、ジョゼフを中心にチャロを探して、フランクとキャンディが激しく口論!
急にいなくなったチャロを責めるフランクにキャンディが怒っているのです。
「なんて人騒がせな!やはり素性のわからないヤツは・・・」
「そんなこといわないで!私のかけがいのない友達なのよ、チャロのこと知りもしないのに。チャロは純粋なだけよ!」
そんなやり取りを知らないチャロ・・・
真夜中をとうに過ぎたころ、チャロを乗せた黄色いトラックがスペンサー家にやってきました。
「あの猫のいったとおりだ!」
玄関に着くと、チャロはそこで待っていたジョゼフに驚きます。
「チャロ、戻ってこられて何よりだ。しかし、きみは自分のしたことがわかっているのだろうね…」
「どうやら、じっくり話をする必要がありそうだね?」
落ち着いた迫力のある声が、夜のとばりに響きました。
それにしても、誰もルイーザを見たことがないとは・・・
美しい猫が、スペンサー家のことを知っているのもなぜなのか?
