チャロはルイーザの様子が気になってしかたありません。
しかし、屋敷の中をのぞこうとしても窓はとても高く、木に登ろうと何度も繰り返すのですが・・・。
「チャロ、何しているの?」
チャロに駆け寄ろうとしたキャンディは、猫のポールのしっぽを踏んでしまったのです。
ポールは烈火のごとく怒り、しっぽの骨が折れたと大げさに騒ぎます。
「痛い、痛い!」
泣きじゃくるキャンディを威嚇するポールに、
「彼女は謝っているじゃないか!」
「おや、お前は?どこから来たんだ、え?」
「日本だ!」
「冗談はよせよ。日本だって?信じられるもんか!なぁ?」と、他の猫に言います。
そして、キャンディの耳に近寄ろうとするポールを見て
「ダメ!!!」と足で払いのけます。
そこへかけつけたフランクは、
「どうしたんだ?」
尻尾を踏まれてわめくポールに一言
「痛がるふりはやめろ」。
「我々は常に責任ある行動をしている。猫とは違ってね。」
その一言をきっかけに犬と猫の争いが起こります。
人間に忠実だって言うけど、自力で生きるのが怖いだけじゃないか。
犬は人間に使えているだけだ、猫はわがままだ、と犬と猫はお互いをののしりあい、まずい雰囲気になってきました。
「やめなさい!」とサー・ジョゼフが出てきて一喝。
フランクがジョゼフに気をとられた瞬間、ポールはその隙をついて襲いかかります。
「危ない!」
チャロは無我夢中でポールに体当たり!ポールの攻撃が失敗に終わったのです。
「チャロ、勇敢だったわ。」
その時、優雅にあらわれたのはルイーザ。
この騒ぎを一部始終見ていたのです。
あのルイーザが姿を現したことに、猫たちはもちろん、犬たち、フランク、そしてジョゼフも驚き、静まり返りました。
「ルイーザ!」
「あの夜はごめんなさい、うそをついて。よかったら、翌日私の家へお招きしたいけど。」
「あっ、エイミーが出てこられましたよ。次のパーティーでお目にかかれるのを楽しみにしています。」ジョゼフがルイーザに別れの挨拶を述べます。
「チャロ、じゃ明日ね」
「はい!明日!!」
とうとう・・・
チャロはルイーザと話すことができるのです。明日・・・
