パーティーの翌日、チャロはルイーザを訪問しました。
「ハロールイーザ!チャロです。お招きありがとう!」
「どうぞ、入ってきて。」と奥からルイーザの声が聞こえました。
「マルガリータはどうしているの?」
「いつも歌っています。時々、一緒に買い物に連れて行ってもらいました。」
「相変わらず、彼女らしいわね」と微笑むルイーザ。
「ねぇ、ルイーザはなぜシカゴに来たの?」
チャロのその問いに、ルイーザは黙ってソファーの下からカードを取り出して並べ始めます。
そして、並んだカードはCHICAGOの文字。
ルイーザと飼い主のエイミーは、カードのお告げによってシカゴへ来たというのです。
そしてその直後にエイミーの小説はベストセラーに。
「フーン、カードって・・・」
続けてルイーザが語ったのは、その不思議な力が訪れたときの事でした。
貧乏だったエイミーは、食べ物にも困る生活でしたが、
「明日は明日の風が吹くわよ、と夢に向っていたのよ。」
「翔太も同じようなことを・・・」
ある日エイミーは、1ドルしか持っていなかったのに、自分の食べ物をがまんして、ルイーザのためにミルクを買ってくれたと言うのです。
そのミルクをなめた時、何かがルイーザに宿ったのだと。
ルイーザは、エイミーの愛のお陰だと。
「ルイーザはエイミーを愛しているんだね?」
「そう。エイミーのためなら、いつでもカードを使うわ」
と、エイミーが部屋にやってくる気配にチャロはソファの下にもぐりこみます。
キャット・フードと水を補充して立ち去ります。
そして、
「あなたは、夢について話していたわね?占ってあげましょう。」
「本当!?」
「いいのよ」その声には、なんとなく不気味な雰囲気が・・・
チャロのことを占い始めたルイーザは・・・
一体どのような答えが出るのでしょう?
