スペンサー家のパーティーの翌日、チャロはルイーザを訪問しました。
「ハロー、ルイーザ!チャロです。お招きありがとう!」
「どうぞ、入って。」と奥からルイーザの声が聞こえました。
その部屋は、リビング・ルームで、
「さぁ、そこに座ってちょうだい。マルガリータはどうしているの?」
「時々歌っています。それに、一緒に買い物に連れて行ってもらいました。」
「相変わらず、彼女らしいわね~」と微笑むルイーザ。
「ねぇ、ルイーザはどうしてシカゴに来たの?」
その質問に、ルイーザは黙ってソファーの下からカードを取り出しました。
「カードに文字が!!」それを見たチャロはびっくり!
ルイーザと飼い主のエイミーは、カードのお告げによってシカゴへ。そしてその直後、エイミーの小説はベストセラーになったというのです。
「ねぇ、どんな風にその不思議な力を得たの?」
チャロの問いかけに、ルイーザはそのときの事をこう語るのでした。
「貧乏だったエイミーは、食べ物にも困る生活だったの。でも『明日は明日の風が吹くわよ』、と夢に向っていたのよ。」
「翔太も同じようなことを言っていました。」
「そうなの?」
「ある日、エイミーは1ドルしか持っていなかったのに、自分の食べ物をがまんして、私のためにミルクを買ってくれたの」
「彼女は本当に親切なんだね?」
「そのミルクをなめた時、何かが私に宿ったのよ。」
「凄い!!」
チャロはビックリ!
「エイミーの愛のお陰よ。」
「ルイーザはエイミーを愛しているんだね?」
「そうね。エイミーのためなら、いつでもカードを使うわ」
そのとき、エイミーが部屋にやってくる気配を感じ、チャロはソファの下にもぐりこみます。
「ルイーザ、もうちょっと仕事に時間がかかるから、置いておくわね」
と、キャット・フードと水を補充して立ち去ります。
再びルイーザは、
「あなたは、夢について話していたわね?占ってあげましょう。」
「本当!?」
「いいのよ」
でも、その声にはなんとなく不気味な雰囲気も・・・
「じゃぁ・・・」
チャロのことを占い始めたルイーザに、緊張が走ります。
カードには、一体どのような答えが出るのでしょう?
そして、チャロは日本に戻れるのでしょうか?
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