死にそうだったチャロの目の前にはおいしそうなソーセージ!!
そして見上げると、ショート・ヘアのトモコがいるではありませんか!!
ニューヨークで一人ぼっちになってしまったチャロにうれしい再会が訪れました。
トモコのアパートメントに引き取られていったチャロは、とても快適な居場所を用意してもらいます。
チャロは寝たり起きたりを繰り返しながら、トモコに介抱され再び元気を取り戻します。
こんなにゆったりできるのは、なんと久しぶりでしょう!
「チャロ、私のこと、覚えてないでしょ?でも私は覚えているわよ。ローザの店で、赤い星をつけたあなたをね!」
「ワンワン!」
チャロもトモコに再び逢えてなんとうれしかったことか!一人ぼっちじゃなかった!ボクを知っている人がいた!それが日本人だったこともなおさら心強く思えるのでした。
「私は日本から来たのよ」
「ワンワン!(ボクも日本から来たんです)」
と、チャロも嬉しそうに吠えます。
『やっぱり、この犬は私の言葉がわかるのかしら?』トモコはなにやらそんな気がします。
「時間だわ。出かけなくちゃ!ミルクはここに置いておくね。それから帰りにはドッグフードを買ってきてあげる。」
あわてて飛び出すトモコ。
「そうそう、チャロ。ここは友達のジェーンと一緒に住んでいるの。たぶん、私より早く戻ると思うわ。」
走り出したトモコは振り向いて、「ルイ~、チャロをよろしくね!!」
ルイ??チャロは見回すと、ドスの聞いた声が!
「オレ様の縄張りに入り込むたぁ、たいした度胸だな」と怖い声が聞こえます。
見ると、ソファには目を光らせた黒いパグ犬が!
びっくりするチャロは、後ずさって・・・「ごめんなさい・・・あのぉ~」
一転、黒い犬は大笑い。
「ハッハッハ!!やぁ、どうも!」
なんと、帽子をかぶり、黄色い水玉の蝶ネクタイをした彼は陽気に笑い出します。
「次のショウでやるギャングのボスをまねてみただけさ!」
「な~んだ・・・驚いたぁ!」
「ボクはルイ、ブロードウエイで活躍するスター犬だよ♪」と、ウインクするのでした。
チャロとルイ、なんだか仲良しになりそうです。
「まじめな話、トモコはどこできみをゲットしたの?」
すると、チャロは自分がえさを探せず死にそうだったこと。そこへトモコが現れ、ソーセージをくれたこと。そして・・・とそのいきさつを話し始めました。
「つまり、死の淵であえいでいるきみのところへ、かわいい娘さんが近づいてきて、家へ連れて帰るって…こりゃ感動のストーリーだよ!」
「これが2度目なんだよ。命拾いしたのは。最初は日本で翔太に拾ってもらったんだ。そして今度はトモコに」
「日本から来たのか?これは奇跡だ!!」
チャロの話を聞いて、また声色を出します。
「これはカサブランカのボギーだが、知っているか?」
「ううん・・・」
「お~!」
そして陽気なテンポで歌い始めるのでした。
トモコとチャロ、なにか目に見えないもので結ばれていたのでしょうか?
「ウマが合う」「以心伝心」心の声が伝わる二人のこれからのストーリー。楽しみですね!
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