赤い星が縁で、トモコと暮らすようになったチャロ。
トモコの誕生日は悲しい思い出の日でもあったこと。
大好きな父親はブロードウェイの俳優で、自分の脚本で父親が演じる・・・
でも・・・と気弱になるトモコを、今度はチャロが励ます。
日曜日のある朝、
『おはよう!トモコ・・・どうかした?』
すると、トモコはチャロを抱き上げ、じっと見つめながら、「チャロは日本から来たの?」と切り出します。
「チャロ、キミの日本の飼い主は翔太って言うの?」
『ワン、ワン!(そうだよ!)どうして知っているの?』
「驚かしてゴメン!実は、夢におばあさんが現れたのよ。たしか・・・アンドーラとか言っていたわ。そして、チャロが日本から来て、戻るのが夢だってことを教えてくれたの。」
『ワン、ワン!!』(アンド-ラが?トモコの夢に??)
なんとアンドーラが現れ、チャロが日本に帰りたいことをトモコに教えてくれたというのです。
チャロは大興奮。
あまりにもチャロが吼えるので、トモコはまだ信じられないけれど冗談半分で、
「チャロ、私の言葉がわかるなら2回吠えてみて」とチャロに言います。
「ワン、ワン!!」(うん!僕はわかるよ!!)
「ワン、ワン!!!」(僕は日本から来たんだ!!)
「チャロ、もっとゆっくり!キミの飼い主は翔太で、8歳。本当だったら、2回吼えてみて」
すると、チャロが必死で2回吠えると
「まぁ、なんてこと!」トモコは言葉を失います。
トモコが今度はドレッドの画を描き、
「チャロ、これはドレッドね?」
『ドレッド・・・僕はドレッドを失ってしまったんだよ~』チャロは泣きながらも2回吠えます。
「彼は逝ってしまったのね?」
意志が伝わった事がわかったトモコ、チャロを抱きしめます。
『ドレッドは僕のお父さんのようだったよ。でも、僕は彼を失ってしまった・・・』
『僕は日本に戻りたいんだ。そして翔太に逢いたいんだ!!』
「わかったわ、チャロ」
「私は、何もしないであきらめようとしていたのね。チャロ。どちらが夢を先にかなえるか、これからは競争よ!」
二人にとってすばらしい朝でした。
やっと、自分を理解して助けてくれる人が見つかったチャロ。
それにしても、アンドーラがこんな形でチャロを応援してくれるなんて!
