満開の桜を見上げているのはチャロと翔太。夢ではありません。ここは日本!
「わぁ・・・チャロ、見てごらん。ピンクのじゅうたんのようだよ」
「ホントだ。サクラきれいだね」
チャロは素晴らしき仲間達に思いをはせます。
「みんな、元気かな?」
そのころアメリカのテレビでは奇跡の再会を果たしたチャロの話題でもちきり。テレビでニュースを見ているのは・・・
エイミーもそのひとりです。その横では、ルイーザが。
「ねぇ、ルイーザ。この子犬はルイーザの元へ来ていたあのときの?」「ミャー」
未来を占える猫ルイーザに語りかけると、ルイーザが再びカードをひきはじめます。
すると、なんと「CAST」の文字が現れました。そう、あの時と同じ・・・
最初のカードは「C」。キャンディ。
「チャロ!あなたって!」
「キャンディ、どうしたの?」
「クリス!見て、私の大切な友達が!」
「あ!テレビに出ているんだね。すごいや」
「ワンワン!」(彼はやり遂げたんだわ!夢を叶えたのね)
ルイーザが次のカードを引くと「A」。
紫の煙とともに現れたのは「夢の旅人アンドーラ」のことです。
『自分のハートにしたがえば、きっと正しい答えに行き着くわ。』
さらに今度は「S」が。シリウスです。
シリウスがキャサリンと公園を散歩していると、サクラの香りが。
「シリウス。きれいな花ね?」
『こんなに楽しい人生を送れるなんて。ドレッドとチャロのおかげだ。サンキュー、いつまでも忘れないよ、君たちを』
そして最後のカードはT!それはトモコです。
「チャロ。『ラスト・チケット』今日がプレミアなの。」
そこへ、ルイを抱いたジェーンがやってきました。
「とうとう始まるのね」
「ジェーン。ただね、すべてがあまりに完璧にいったので、あまり本当だって気がしないの。」
『いやぁ、チャロには感謝しちゃうぜ。それにしても、あのちっちゃいの、ほんと、たいしたやつだった。』
「でも、『ラスト・チケット』よりも、チャロの話のほうがすごいわよ。」
「じゃ、今度はチャロのことを書いたら?」
「それはいい考えかもしれないわね!ウフフ」
みんな楽しそうです。
Cはキャンディ、Aはアンドーラ、Sはシリウス・・・。
それは、チャロが日本へ帰る事を直接手助けしたもの達の頭文字だったのです。
エイミーはテレビを消すと「OK。仕事に戻るわ。夕食はお祝いね」「ミャ-」
そしてもちろんマルゲリータもやジョゼフなど懐かしい面々もニュースでチャロの帰国を知り、喜ぶのでした。
「わぉ!マルゲリータ、来て!チャロじゃない?」
「まぁ、チャロ!日本へ戻ったのね。奇跡だわ!とうとう夢を叶えたのね。」
「素敵な友達を持ったわね?」
そうそう忘れていました、サリーも登場(笑)
「言ったとおりだろ!『西へ!』。まそれにしても、ま、いいやつだったよ。素敵なプレゼントをあげなくちゃ。ソーセージをネ」
シカゴでは
「フフフ・・・アイウィルだ」
「どうかしましたか?サー・ジョゼフ」
「私は、彼ならできると思っていた。」
「本当に。彼はやり遂げたんですね」
ニューヨーク・ケネディ空港では・・・
スネークを入れた黄色い箱を持ったおばあさんもテレビを。
「こんな子犬が?大冒険だわ」
チャロが空港に取り残されて、飛び出すきっかけを作ったあのおばあさんですよ!
そして・・・春がすぐそこまで来ているニューヨーク。
暖かな光がニューヨークのドレッドのねぐらをを照らし始めます。
一陣の風が、ドレッドのアイ・パッチに花びらを運びます。それはサクラの花でした。
『現実ってのはな、奇跡がいっぱいだって知ってたか?』
日本では、チャロがドレッドのことを思い出しています。
「ドレッド、サクラが満開だよ。見てるかい?」
そのとき、遠くから
「チャロ!どうしたの?さぁ、いくよ!」
「翔太!今行くよ・・・!」駆け出すチャロ。
これで、チャロの長い物語が終わります。
さて、チャロが翔太に逢えた理由とは?
その答はシンプルです。『心から願うこと。』
