マルゲリータの買い物に連いてゆくます。
「ハーイ、マルゲリータ!元気かい?」
「ワンワン!」
道行く男性が彼女に声を掛けます。そして、連れの犬クーペが、
「おや?見かけない子と一緒だね?新しいパートナーかい?」
「いいえ、日本から来たチャロよ」
「おやまぁ!」
「マルゲリ~タ!調子はどぉ?今日はどこへ行くの?」
「は~い、元気よありがとう♪」
「マルゲリータって知り合いが多いんだね?」
「もちろんよ!」
あるお店の前にやってくると、マルゲリータはチャロにこういいます。
「私のそばにいるのよ。ね?迷子になるといけないから」
「わかった!」チャロもしっかり答えます。
すると、マルゲリータはその店に向かって吠えました。
店の中から1人の男の人がでてきて、
「やぁ、マルゲリータ!今日もお手伝いだね。今日は新しい友達と一緒かな?」親しみをこめて話しかけてくれます。
マルゲリータはチャロに、
「彼はジョンというのよ。今は親友なの」と話します。
ジョンは、マルゲリータの持ってきたメモの通りに食材をかごに用意してくれます。
「えーと・・・と・・・」その作業をしながらもジョンはマルゲリータにやさしく話しかけ、マルゲリータはワンワンと答えます。
それは本当に二人が会話をしているようで、チャロはビックリしながら聞いています。
「ちょっと重いけど、大丈夫だね?気をつけて帰るんだよ!」
バスケットには、小さなチーズをマルゲリータへのプレゼントとして入れてくれるジョンでした。
「ねぇ、マルゲリータ。どうして買い物するようになったの?」
その帰り道、チャロは聞くとマルゲリータは、
「飼い主のローザが熱を出してどうしても買い物に行けない時があったの。それで代わりにお使いに出かけたんだけど、そのときは冷たくあしらわれたわ。しかも、雨の中よ!」
「でもね、買い物籠にメモが入っていることに気がつくと、私に謝って品物をそろえてくれたの。それからはジョンと友達になったのよ」とチャロに事情を教えるのです。
さらに、マルゲリータはローザに拾われた過去の出来事を話すと、
「ボクも同じなんだ。生まれたばかりのときに捨てられて死にそうだったときに翔太に拾われたんだ」
「そう。同じ境遇だったのね。じゃ、私たちはこれから友達よ」と言います。
そうだ、友達なんだ・・・チャロは、なんだか心が温かくなってくるようでした。
買い物の帰り道に街の角でとまっていると、
「チャロ!見て頂戴!なんて可愛い子でしょう!!」
マルゲリータに言われてチャロが目にしたは、ピンクの大きなリボンをつけたとても可愛い雌犬。
この可愛い子は、だれ?
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