今週はムウが主人公!ムウのつらい過去がわかりますよ。
バタバタ・・・ドスン!
その日もムウの飛ぶ練習で、チャロは目が覚めました
「おはよう、ムウ。今日も練習しているんだ。ムウは、そんなにシャイニーが好きなんだね?」
「もちろんよ!」とうれしそうな顔をしながら、シャイニーとの出会いを話し始めます
ムウは、生きているとき、ニュージーランドでペンギンの子供たちに泳ぎを教えていました
気の弱いチャーリーと一緒に子供たちを指導していたのです。
「おはよう、ムウ」
「おはよう、チャーリー。今日もよいお天気だわ!」
と、空を見上げると、青く輝く渡り鳥が目に入りました。
「なんてきれいな鳥でしょう!」
何百羽もの群れを率いるリーダー、それがシャイニーだったのです。ムウは恋に落ちました。一目ぼれ?
「みんな、今のうちゆっくり体調を整えておくんだぞ」
「おー!!」
それから、ムウはシャイニーと話す機会がありました。
「俺たちは、世界一早く太平洋を飛ぶことが夢なんだ。大きな夢を持ってそれをかなえるために努力する。それが俺の生きかただ」
「素敵だわ!」
「そう思うかい?君もできるさ」
「シャイニーったら!」
ある日。泳ぎの最中になんとコロンが!
「助けて~~!」
波にさらわれてしまったのです!
「コロン!!今行くわ!」
「行っちゃダメダ!君もおぼれちゃう!危険だ」チャーリーが必死でムウを引き止めました。
「でも・・・コロン~!」
結局、コロンは見つからずムウは落ち込んでしまいます。
「ムウ、君の責任じゃないよ。ボクが止めたからだ。」とチャーリーが慰めますが、ムウは・・・。
数日後、
「どうした?」
「あなたは数100羽を率いてるのに、私は10羽の子どもたちの面倒すら見られないんだわ。」
と泣き出します。
「自分を責めていても、何もいいことないよ。これからは、君が夢をかなえるんだ。コロンの分も」
「コロンの分も?」
「そうさ。やりたいことをやればいい。俺も夢に向かっているんだよ」
そんなシャイニーと話すと、ムウは心が晴れるのでした。
と、「シャイニー、どうしたの?」
シャイニーのガールフレンド・ルビーが声を掛けました。
「ペンギンの女の子を慰めてたんだよ。」
「でも、みんながリーダーを待っているのよ」
「OK。ムウ、もう行かなくちゃ。」
「ありがとう、シャイニー」
そして、優雅に飛んでいく2羽の姿を、ムウはいつまでも見つめていたのです。
思い出にうっとりしながら、ムウが続けます。
「それ以来、飛ぶ練習をしているのよ。チャロ、私は信じているの。いつか空を飛べることを・・・」
「うーん…頑張って・・・」と部屋を出ると、廊下に佇むナムタカに尋ねました。
「ナムタカ、ペンギンは空を飛べるの?」
「ペンギンが飛べるか飛べないかは問題ではない。」
「えっ?」
「ムウの体はまだほろんでいない。夢を追い続ければ現世に戻れるかもしれない。」
そう言い、ナムタカは部屋へ戻って行くのでした。
夢を持つ大切さ…ムウもチャロも、夢に向かって頑張れ!
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