ニューヨーク、ジョン・F・ケネディ空港。ここが、リトルチャロの最初の舞台です。
ここである事件が起こっています。一人のおばあさんがなにやら怒っています。「私の大切なペットの蛇がでてこない!」・・・
係員が必死に探して待たされた挙句、やっと探し出してようやく現れたペットのかご。しかしそこに入っていたのは、一匹の子犬だったのです。
この子犬が物語の主人公チャロ。日本から飼い主の翔太とその父とで二週間の旅を終え、一緒に日本に帰るはずだったのに、なぜか広い空港に1人ぼっちでとり残されていたのです。やっと翔太と遊べる!そんな思いを胸に開けられたかご。しかし、そこにいるのは見たこともない人間たち。慌てて飛び出すチャロ!
かごを飛び出したチャロを警備員達が捕まえようと追ってきます。
逃げる逃げるチャロ!
必死に逃げてなんとか荷物のすきまに逃げ込みホッとした時、「どうしたの?」と雌犬のやさしい声が聞こえました。チャロは慣れない英語で、これまでの出来事を一生懸命説明します。
でもその結果自分でようやく気がついた非情な事実が・・・。
『犬は単独では飛行機に乗って日本に帰れない』
やるせない気持ちで空港を飛び出したチャロが見たもの、それは夕暮れのニューヨークにそびえる摩天楼でした・・・。
チャロの大冒険は、このようにスタートするのです。
