ある日チャロはローザのレストランで誰かに突然抱き上げられました。それは若い女性で、チャロの首の赤い星に興味津々です。
彼女はトモコ。同じような赤い星のついていたネックレスをなくしたと言います。さらにトモコはチャロの首にある別のお守りを見つけます。そこにはチャロ、そして一路平安と書かれていました。トモコがチャロの首から星をとろうとすると、チャロは猛然と吠えて抗議しました。
実は、トモコにとっても「赤い星」がお守りのようなものだったのです。彼女が尊敬する舞台演出家のミュージカル最新作が「赤い星」。それを聞いたチャロが申し訳ないような気持ちでいると、不思議とトモコにその気持ちが伝わります。
トモコは、チャロに「自分を信じれば夢がかなう」と伝えると、興奮したチャロは表に飛び出していきます。トモコは見知らぬ子犬と心がつながっているような余韻にひたるのでした。
ある日のこと。
チャロとマルゲリータはローザのレストランでおしゃべりをしています。
チャロが「日本はアメリカの西にある」と言うと、マルゲリータはアメリカの地図を見せながらあるアドバイスをしてくれます。
「本気で西へ旅するつもりなら、まずシカゴへ行ったらどう?」シカゴにはマルゲリータの友人でネコのルイーザがいます。ルイーザには未来を予言する不思議な力があるとのこと。マルゲリータはチャロに、そのルイーザを訪ねるべきだと言います。
そこへやってきたのはシリウス。チャロがまだ非現実的な事を夢想していると笑います。しかし、チャロは静かに反論しました。「もしシリウスがキャサリンと離ればなれになったらどうするのか?」と。シリウスはたじたじです。シカゴへ向かう決意をすっかり固めたチャロはドレッドに相談します。ドレッドは自らの病気を隠して、チャロを勇気づけるのでした。
