それからのチャロは、ルイーザが気になってしかたありません。屋敷の中をのぞこうとしていた時、事件がおこります。チャロにかけよってきたキャンディが猫のポールのしっぽを踏んでしまったのです。ポールは烈火のごとく怒り、しっぽの骨が折れたと騒ぎます。かけつけたフランクが一言「痛がるふりはやめろ」。その一言をきっかけに犬と猫の争いが起こります。犬は人間に仕えているだけだ、猫はわがままだ、犬と猫はお互いをののしりあいます。
サー・ジョゼフが出てきて「やめなさい!」と一喝するも、ポールはそのすきをついて、ジョゼフに気をとられたフランクに襲いかかります。危ない!
するとチャロは無我夢中でポールに体当たり。ポールの攻撃が失敗に終わったその時、優雅にあらわれたのはルイーザ。チャロを勇敢とほめてくれ、翌日自分の家へ招待してくれるのでした。
パーティーの翌日、チャロはルイーザを訪問しました。ルイーザはなぜシカゴに来たのか? チャロのその問いに、ルイーザは黙ってソファーの下からカードを取り出して並べ始めます。そして、並んだカードはCHICAGOの文字。ルイーザと飼い主のエイミーは、カードのお告げによってシカゴへ。そしてその直後にエイミーの小説はベストセラーに。
続けてルイーザが語ったのは、その不思議な力が訪れたときのことでした。貧乏だったエイミーはある日1ドルしか持っていなかったのに、自分の食べ物をがまんして、ルイーザのためにミルクを買ってくれた。そのミルクをなめた時、何かがルイーザに宿ったのだと。そして、ルイーザはチャロのことを占いはじめようとします。
「占いは本当に未来を告げるわけではない」ルイーザはそう前置きをしてから、いよいよチャロを占います。初めに出たカードはEASTの「E」。ルイーザは「カードは東にとどまれと言っている」と言います。チャロはすっかり困惑。西にいけば日本に近づくはずでは? そして「東にはチャロを必要としている人がいる」とも。
さらに、ルイーザがカードを操ると「CAST」の四文字が。その四文字がチャロの未来に大いに関係していると言うのです。東、つまりニューヨークで! せっかくシカゴまで来たのに…。チャロは大粒の涙を浮かべます。そんなチャロに、ルイーザは「常に自分を見つめて、自分を理解することが夢の実現につながる」とアドバイスするのでした。
