『名犬ラッシー』は、日本のテレビ普及と同時に家族が見ていた人気ドラマです。
小説『名犬ラッシー 家路』を原作とした主人公のコリー犬の名前がそのままドラマのタイトルになったものです。ラッシーは、映画、テレビドラマ、小説、アニメ等の主人公となり、世界中でもっとも有名な犬のひとつです。
「Lassie」とは、英語で「お嬢さん・少女」の意味の愛称的な言葉で、当然ラッシーは雌のコリーなのです。
犬が主人公の映画としても代表的な作品。続編も多く出ており、当時賢いラッシーを見てコリーを飼いたくなった人も多かったようです。
ラフコリーのラッシーは、元来は、イギリス系アメリカ人の作家であるエリック・ナイトが生み出し、1938年のサタデー・イブニング・ポスト紙上で、短編として掲載された話「名犬ラッシー 家路 Lassie Come-Home」の主人公です。1940年には単行本の小説として出版された。
★あらすじ(ナイトのオリジナルの話)
英国ヨークシャーに住む幼い少年が、類いまれな美しさと気高さを持ったラフコリーを所有していました。しかし、少年の一家が経済的な困窮に直面したとき、やむをえず、ラッシーを金持ちの貴族に売却することになったのです。少年と犬は別れを悲しむのですが、さらに新しい所有者が、自分の領地のあるスコットランドへと、何百マイルもの彼方にラッシーを連れて行ったため、悲しみは消しがたいほど深くなるばかりでした。
ラッシーがコリーの持つ本能と勇気で新しい所有者の元から逃げだし、ラッシーが彼女の愛する少年のいる土地へと、故郷へと、家路を辿る苦難の旅を描いたものです。
犬の「主人を思う心」は、並大抵ではないと、改めて感じます。
